ブランクからリスタートする場合、その方の可動域や動き方のチェックからスタートさせてもらっています。

以前のキャリアで記憶している動きを、ブランクで動きづらい身体で同じ動きをやってしまうと故障の原因になってしまうからです。

若い頃走るのが早かったお父さんが子供の運動会でそのイメージで走ってしまいアキレス腱を切ってしまう..  あれに良く似た事が起こってしまう。

まずは動く身体に戻すことを重視し、動ければ正しい動き方を脳に再インストールしていく。

それをしっかり時間をかけて行うことで、ブランク前よりもより良い結果がでる場合も多い。

 

Kさんは小さい頃から知っている10歳違いの近所のお兄さん。

現在62歳。僕51歳。お互い歳をとりましたね(笑)

Kさんのすごいところは、身体の可動域が広いこと、そして60overとは思えない飲み込みの早さです。

ただ可動域があるのにうまくその可動域を生かせていない。同じ動きでも使う筋肉を変えていくと可動域を生かしたスムースなパドルができ、これまでの半分の力でこれまでのスピードが出だしました!!

そして復活してからずっとあった肩の痛みが消えていった!!

楽にパドルが進み、楽にテイクオフする。これがこれから長くサーフィンを楽しんでいくための必須条件。

最後のライディングでは軽いパドルで早いテイクオフに成功!!

初めてのレッスンでその良いきっかけを掴みましたね!!

あと10年、いやいや20年サーフィン楽しんでいきましょう!!

素晴らしい進化でした!! お疲れさまでした!!