「3歩進んで2歩下がる」

昭和を生きてこられた方は歌の中でこのフレーズを聞いたことがあると思います。水前寺清子のアレです(笑)平成の方はわからなくて結構です(笑)何気なく聞いていたこのフレーズに歳をとってこの意味の深さを知るようになりました。

体験からレッスンに通ってもらいキャリアたった2年で短いボードで波の斜面を横に滑っていくCちゃん。

先日サイズのある海で果敢に波にトライする彼女の成長にびっくりさせられました。

今回のレッスンでやることもこれまでやってきたことと同じ内容。ただ同じことをやってもそのレベルも成果も以前とは全く違う。以前とは経験値が違うからです。

覚えたことを忘れてしまうことも、覚えていても乗る瞬間に飛んでしまうこともCちゃんは知っています。

レッスンの中で、できるようになったことは「一瞬できたこと」に過ぎず「できるようになった」ことではないということもこれまでの経験で知っています。

「一瞬できたこと」は3歩進むことで、それができなくなることが2歩下がること。それを忘れたり思い出したり失敗したり成功したりを繰り返しその2歩下がった経験が完成した3歩目になる。それが本当の自分の動きになるということだと思います。

ようは「2歩下がる」は基礎を積み上げる、ベースを作る、課題を繰り返すということですごく大切な部分。

 

残念ながら「レッスンを受けるとうまくなる」ということはなくて、3歩進むきっかけを掴むということになります。また自然に2歩下がってしまうのでそこで意識的に経験を積む必要があります。

以前と同じ内容の5つの課題をたった1回のレッスンで淡々とクリアして行ったCちゃん。これまで2歩下がって積み上げてきた経験が今回の課題を容易にしてくれ、3歩目を完成させてくれました!!

3歩進んで2歩下がる。経験を積んで3歩目に進んだCちゃん。モヤモヤがはっきりし次へのまた一歩を進み出せそうです!!

楽しかったですね!!

また次回楽しみにしています!お疲れ様でした!!