サーフィンスクールをやらせてもらうようになってある程度自分にサーフィンを教える技術がついてきた今、一番教えてみたい人は?と聞かれたら、間違いなく「中学生の時の自分」って答えます

中学2年でサーフィンを始めた僕は、感覚ですぐに吸収していく仲間達とは違い、なかなか上手くならず、何をどうすれば良いかわからず、でもどうしても上手くなりたくて、できる事はとにかくみんなよりも長く海に入ることだけだったように思います。そのセンスの無さにいつも歯痒さをかんじていました
ただそのセンスの無さのおかげで、研究し、分析し、実行し、失敗と成功を繰り返し自分のものにしていくというみんなと違うスタイルで上達し、今では人に好きなサーフィンを教えさせてもらえるという仕事ができているのですが
この日は地元ティーンエイジャーたちにサーフィンを教える日
ある意味間接的に自分のやりたい事が一つ実現しました
彼らも疑問だらけ。なにをどうしたらいいかわからないけどうまくなりたい!
学校の授業では見せないようなギラギラした目は真剣そのもの
サーフィンの理論を一つ一つじっくり説明。約一時間海に入らず陸上での説明とテイクオフの徹底練習。早く海に入ろうよ~っていうそぶりも見せず集中力を切らさず聞いていましたね。上手くなりたい気持ちが伝わり、こちらも気持ちを込めてレッスンできました
さぁお待ちかねの海へ!!
さっきの練習をイメージし、これまでとは違うやりかたで練習。
ポジションも違えば乗り方も違うので失敗するのは当たり前。その失敗から徐々に成功が見えてきます。
ポジション、ボードの押さえ方、立つタイミング、これまでとは全く違う。
それを最初にものにしたのはJIN
一番経験のある彼は少し意識するだけで、うねりから失速せず早いタイミングでのテイクオフをマスター
ほっておいたら、勝手に曲がっていってましたね!若いってすばらしいですね。
「 面白い~!!!」初めての感覚に興奮してましたね
まだまともにテイクオフをしたことがなかったSORA 彼の体重に合わせたボードをチョイスしてあげると簡単にテイクオフ!! 陸上で練習した曲がる体勢のイメージと同じ体勢で曲がって行きました。すごいな、ティーンエイジャー
一番経験の少ないTENSHI ギロチンダンパーにGO FOR IT!
本人曰く 死んだかと思った~!はじめてのどパーリング
そのうちタイミングをつかみ、いい感じでテイクオフ!!かっこいいやん~
繰り返し繰り返しテイクオフ!!完全に感覚を掴み面白くなってしまった彼らをもう止める事ができません。好きなだけやってこい! と僕はお先に退散。
やってみてよかったなぁ こちらこそありがとうって感じになりました
携帯いじったり、ゲームするのもえいけど、恵まれたこの環境の中でサーフィン思いっきりやった方がえい!!またやろうぜぃ