お店にはるばるシェイプしてくれたお客さんのサーフボードのデリバリーをしてくれたmunetoyoシェイパー。
僕に乗って欲しいというボードを持ってきてくれた。
桐で作ったサーフボード!!ボードの工法をハワイで学び作り上げだツインフィン。
カッコいい!!と持たせて持たせてもらうと「んっ . . . 重い! 重すぎる!」
その重量は片手で軽く持つ重さではない。多分推定15kgくらいあるのかなぁ。クラシックロングボードよりもはるかに重い。気合を入れてボードを持ち上げ、しっかりと脇に抱えた。
早速テストへ!というよりも、この流木のようなサーフボードに乗れるのか挑戦だ。
ただ運が良いのか悪いのか波がでかい!!笑 風も強くコブもある。おまけに良い潮回りでパワーもある。
流石にこのサイズで未知なる自然の木の重さのサーフボードに乗るには緊張する。
この波のパワーに押された時この重量がどういう影響をうけるのか、このボードボリュームでレールが入るのかという不安. . .
いつもは「楽しい」と思うこのピークがちょっと「怖い」と感じ始めていた。
そして初トライ!!気合を入れてテイクオフ!!
ぴよよ〜ん!(笑)
その瞬間、強い波の力に押された重量のあるサーフボードは地球の重力でいつもの数倍のスピードで加速していく。そして僕を置き去りにし、流木くんは僕より先に滑りおりていった笑笑
このワイプアウトでスイッチオン!
2本目は流木くんに置き去りにされないように自分の重さを全てを足の裏に乗せるように意識を集中させてトライ!
そして、テイクオフ成功!ようやくメイクできた!なかなかの達成感!笑
ただまだハンドルの重たい車を運転するように思うようにボードを操作できない。
写真をとってくれていたmunetoyoからのアドバイス。流木くんが言うことを聞いてくれる場所を教えてくれた。
そこに自分の重さを集めると、急にパワステのある車のようにハンドルが軽くなり、イージーに運転できるようになった。作り手でもあり乗り手でもあるmunetoyo流石である。
そして数本のワイプアウトの経験と成功の経験を経て、「怖い」がまた「楽しい」に変わってくる。
10フィートを超える波で乗るガンを自らシェイプし、そしてドロップしてきたmunetoyo。強い波の力に押された重たいサーフボードのどこにどう乗れば安全に滑れるのかを頭と身体で理解している。
世界のビッグウェイバーの人たち曰く、大きな波を滑るには自然のウッドのボードの乗り味がベストだそうだ。
自然の波の力をもらいシンプルに滑るには、自然の木の素材がマッチするということなのかもしれない。
僕の超お気に入りNEWモデル、ベーグルXにトライしてもらった。
初めて乗るボードで。よりターンしやすいスタンスの位置を足が自然に探し、相手の性格を探るようにボトムターン。そしてすぐに一体になっていった。
セクションがでれば、身体が反応しバックハンドオフザリップ!
「乗りやすいボード!」とベーグルXを楽しんでくれました!
お互いのボードを客観的に見ることができ、お互いによいフィードバックが取れました。
楽しかったです、またやりましょう!ありがとう!