久しぶりの海で、それぞれの再スタート
今日のレッスンは、少し特別な時間になりました。
お一人は、60代中盤でサーフィンをリスタートするGさん。
海に入るのは、なんと30年以上ぶり。
そしてもうお一人は、長野県から年に数回レッスンに通ってくださっているYさん。
今回はなかなかタイミングが合わず、約1年ぶりのレッスンとなりました。
久しぶりにこの海に入るお二人。
でも、その「久しぶり」の意味は、それぞれまったく違う。

Yさんは、この1年間、自分なりにサーフィンと向き合いながら練習を続けてきました。
久しぶりにそのサーフィンを見ると、以前よりもずっと落ち着きがあり、波との合わせ方や動きの一つ一つに積み重ねを感じました。

派手に何かが変わったというよりも、基本的な部分に磨きがかかり、地味ですが、上手さが伝わるサーフィンになっていました。
その変化が、とても嬉しかったです。
1年間、レッスンで一緒に海に入ることはできませんでしたが、その間にも少しずつ前に進んでいたことが、サーフィンからしっかり伝わってきます。

今回、最初にトライしてもらったのはテクニカルな部分。たるいセクションセクションで、無理に走らず、カットバックしパワーゾーンをキープする練習。これまでやってこなかった動きなので、ワイプアウトは増えますが、新しい動きの可能性が大きく広がりました!
そしてもう一つの課題は今の出来上がってきた基礎動作をさらに進化させる動き。パドリングをさらに加速させるためのフォームをもう一度習得し、さらにパドリングが速くなりました!
これで早いテイクオフができるようになり、カットバック狙うチャンスが増えてきましたね!また明日のレッスンで再トライして行きましょう!

そしてGさん。
30年以上ぶりのサーフィン。
最初は当然、身体も気持ちも少し硬くなります。
昔やっていたとはいえ、30年以上という時間はとても長い。
日本1本ライティングする前に、1つの課題に意識を向けてトライしてもらいました。
呼吸、目線、頭の位置、… それを1つずつクリアしていくことに安定感が増していく。そして昔波に乗った感覚がどんどん蘇ってくる。
そして、過去にサーフィンしたときに、思いもしなかった感覚や意識によって、以前感じたことのなかった新たな感覚も感じる。

なるほど!こうすれば安定するんだ!こうすればゆとりを持って、波乗りができるんだ!
そしてついに、しっかりと波に乗り、長く滑っていくことができました。

さらに最後には、自分の行きたい方向へボードを走らせ、現役時代にも感じたことのない気持ちの良い長い長い横へのロングライド。
30年以上という時間を越えて、もう一度サーフボードの上に立ち、波の上を走る。
その姿を見ていると、こちらまで嬉しくなります。
サーフィンには、うまくなる楽しさがあります。
でもそれだけではなく、
久しぶりに海へ戻ってくること。
昔好きだったものを、もう一度始めること。
そして、自分のペースで少しずつ前に進んでいくこと。
そんな時間も、サーフィンの大きな魅力なのだと思います。
1年ぶりに一緒に海に入れたYさん。
そして30年以上ぶりにサーフィンへ戻ってきたGさん。
それぞれ違った形ではありますが、今日の海は、お二人にとって新しいスタートになったように感じました。
また、次回の参加を楽しみにしてます!お疲れ様でした!

