「今日レッスン受けてもいい?」「誰が?」「わたし」「はっ!?」

妙なことになった。他の生徒さんと一緒に嫁さんがレッスンを受けることになった。

夫婦間で教える習うとなるとお互いにストレートな意見や態度がでるので、ぶつかり不必要ないざこざが起こる(笑)これは何処の家庭も同じようで、旦那さんがサーフィンが上手でも、わざわざお金を払って僕のところにレッスンにきて習う、という方が多いのもその理由が多い(笑)

できれば丁重にお断りしたいが、どうやら嫁は本気だ(笑)

よし、どうせやるなら夫婦間でもしっかり料金もらってプロとして本気で成果を上げてもらえるようレッスンをやろう!!

それを了承の上、嫁のガチレッスンがスタート!!

レッスンまで受けて本気で改善したいと考えている部分は、多くの方に指導させてもらっている基礎的な部分。陸上のランナーのスタートの練習のようなもの。初心者から上級者まで皆さんにやってもらっているトレーニングと実践方法。

トレーニングによる意外に早く出る成果と、アドバイスに対して実践する難しさも感じながら、レッスンが進む。

一つのことに集中しての練習。一応元プロ選手だったこともあったので普通に練習はしてきたけど、コーチングしてもらった経験はほとんどない。

自分でやる練習よりも課題がより明確で、しかもコーチに見られているプレッシャーで集中力が増す。なので短時間で内容は濃いものになる。

でもその分疲れる(笑)

うまく行かなかった原因と何をすればよいかが明確になったようで、その成果も一応ちゃんと出た。若干の違和感とやりづらさを感じながらも(笑)プロとしての仕事はしっかりできたかな、と思います。

嫁のサーフィンを真剣に検証していくなかで、レッスン生の方によくやってもらっている課題の写真が撮れました。

スタンスワークです。失速しやすい斜面のないゆるいセクションでのボードコントロール。後ろ足をデッキパッドよりも前にし失速を防ぎながらのアップスンし波をつなぎ、

インサイドセクション掘れてきたら後ろ足をステップバックしターンに入る。よりボードのコントロール性、ターンの角度がつきます。なかなかわかりやすい画像を生徒さんに見せられなかったので良い材料ができました。

 

嫁さんのレッスンやってみて、生徒さん目線のストレートな意見も感想もなかなか聞けないのでなんやかんやいって以外に勉強になりました。

次回からは心の準備がいるので事前に予約の方お願いします(笑)おつかれさん。