中学の時、英語にすごく興味を持った。海外や外国人に興味があったからだ。

しかし授業では、文法の繰り返しで難しくつまらなくなって自ら勉強しようとすることをやめてしまった。学校では授業の目的が英語を話すということではなくて文法を学ぶことになっているのだ。

もしまずリアルな英会話が先でその楽しさを先に知っていたとしたら、文法がつまらないものではなくなっていたかもしれない。

今回解剖学のワークを受けて思い出したのが、この中学の時の英語の授業だった。

集まっていたほとんどが、僕と同じように解剖学の本を読んでみたものの難しさに行き詰まり、わかりやすく学びたいと集まった人たちばかりだ。

どうすれば難しい解剖学を苦手意識や拒否反応を起こさせないように初心者にわかりやすく入ってもらえるかを親切丁寧に考えられた内容。

しかもイラストも字もゆるくて僕のような右脳人間でも簡単に学べる(笑)

参加者同士が、骨を触り筋肉を触り合い、そのリアルを感じながら解剖学を学ぶ。

その骨がそのへんにあるんではなくて、その骨がここにこうあってこう動く。この筋肉がこう動かしている。それを見て触って感じ正確な感覚として理解できた。

200個以上ある骨のたった2個の骨と、600個もある筋肉のたった4つの筋肉を1日かけて学んだ。

それが中学の時の英語の授業で最初に学びたかった「生きた英会話」をリアルに学んだ感じで気持ちよかった。

難しいものをよりわかりやすく、抵抗なく楽しく覚えられる、という僕にとってまた一つの課題を出されたような感じで勉強になりました。良い先生に出会うことができて感謝です。ありがとうございました!