サーフィンが上手い人も上手くない人も、キャリアが長い人も短い人も、だれもがパドリングし、だれもがテイクオフを試みる。
パドリングができるようになった、テイクオフができるようになった、としても、そのパドリングにも様々なレベルがあり、そのテイクオフにも様々なレベルがある。
膝腰の波ならテイクオフできるのもテイクオフができる人だし、パイプラインでテイクオフができる人もテイクオフができる人。
そのテイクオフのレベルを上げることによって、乗れる波の幅が広がり、楽しめる形幅も広がっていく。
そう考えると、サーフィンのキャリアを重ねていく最初の段階で、テイクオフが上手い人になっていた方がよりいろんな波に対応でき、より楽しんでいけると言うことが言えると思います。
うちのレッスンでは、上級者の人も初心者の人も同じような課題にトライしてもらうことが多い。
レベルは違っても、それぞれにもっと高いレベルのテイクオフの技術というのがあるので、それぞれのテイクオフの課題にトライしてもらう。
キャリア2年のNくん。
体験レッスンの時からこれまで、パドリングやテイクオフの基本動作を徹底的に練習した生徒さんの1人。
彼の上達のスピードが速いのは、Nくんのセンスももちろんありますが、早い段階でテイクオフの技術が向上したことが一つの要因。
次のステップに進みながらも、基礎のパドルやテイクオフを繰り返し練習するのは、野球選手が素振りや投球練習で基礎レベルを上げるような練習をするようなもの。
今回も地味な練習ながら、さらにワンテンポ早いタイミングでのテイクオフが決まるようになってきたことで、ブレイクの早い小波でも斜面を捉えることができていましたね!!
その基礎的な技術が、もともと備わっていたかのように、動物的な感覚で波を捉えていくHさん。
そしてほんの少しのアドバイスで、それを吸収し自分の動きに組み込んでいく素質を持たれています。
まだ10回そこそこの形しかないとは思えないような、波の選び方と合わせ方!
今のこの基礎的な部分のレベルをしっかり上げながら、より高いレベルの楽しみをつかんでいきましょうね!!
また明日もよろしくお願いします。
数回のサーフィン体験後、今回うちのレッスンに参加してくれたDさんの3回目のレッスン。
ご自分で乗るための基本動作の練習。
ボートの取り回しも少しずつ感覚をつかみ、自分で波を見てトライすることができてきました。
もちろんまだまだ失敗ばかりですが、タイミングが合えば自分で波をつかみテイクオフができそうなところまで来ました。
テイクオフしてしまえばこの安定感で、ほぼほぼロングライドに成功していきます!
明日も同じように基礎的な練習をして自分で乗れる形をより作っていきましょうね!
2年ぶりにレッスンに参加してくれたHさん。
あれからご自身でもサーフィンにはトライし続けていたようですが、思うように波に乗れない。
今回その原因がはっきり見えて、修正するポイントがわかったことで、大きくステップアップできそうですね!
ほんの少しの意識が、不安定感を取り除き、スムーズな動きにつなげることができました!
後半見せてくれたスムースなパドルからテイクオフ!その感覚を体に染み込ましながら、これからサーフィンを楽しんでいってください!
長年のブランクからの復活!
そこに向けての練習を、この合宿的なレッスンで繰り返しトライされていっています!
過去のサーフィンのレベルがしっかりあればあるほど、その時のイメージと今とのギャップが大きく、イメージと体の動きがうまくつながらない場合が多いとは思います。
現在の筋力や体の動き方に合った動きで、自分のサーフィンをもう一度作り直し、そこから少しづつ過去の自分の動きを振り戻していければ良いですね!
明日からもじっくりやっていきましょう!
皆さんお疲れ様でした!