2ヶ月半前、久しぶりに波の良い波が立った日の夕方。
これで上がろうと決めた最後の波で、最後のクローズセクションでフィニッシュ。
パワーのある波に対し軽いEPSのボードでいつもとタイミングが合わず、当てこんだ瞬間、想定外にフィンが抜けてしまい不完全な体勢で着地。
そこにバックウォッシュで跳ね上げられ、僕の足は自分の可動域を大きく超えて曲がってしまった。
その瞬間、痛みや怖さよりも、冷静に大変な怪我を負ってしまったことを理解し、落ち込んでしまった。
その1ヶ月半後に生徒さんと一緒に行く海外トリップが決まっていたからだ。
次の日病院で診てもらうと、急激に靭帯が伸ばされたことで靭帯に引っ張られるように剥離骨折が2箇所。
別人のように足は腫れ上がり、バリでのサーフィンは絶望的。
ただただ希望を捨てず、毎日2時間のコアチューニング、トレーニング、リハビリを続け、その後順調に回復。
先生からもバリでのサーフィンは大丈夫!を言ってもらい、希望は膨らむ!
しかし結局、バリでは思うようにライディングはできるほどは回復せず、多少波には乗れるが、足首に負担をかけないテイクオフの方法を練習するのが精一杯。
足首の可動域が少ない人でもテイクオフできる方法は十分に研究できたので(笑)、この経験はまたレッスンには生かします!
バリでは後半、回復し、帰国前1ラウンドだけ良い波にも乗ることができたが、旅行中、足首を酷使し、負担をかけた結果、帰国後は痛くて思うように歩けない。
極度に足をかばっての生活で、身体のバランスは崩れ、足は悪化していく。
整体、コアチューニングと身体を整える仕事をしている妻は、flamingo surf&body 身体のバランスが崩れているのも歪みがあるのも気づいていたようで、整体とリハビリを受けることに。
整体で身体の歪みが取れ、体はゆるみ楽になった。
しかし足に体重をかけると痛みはやはり出てしまう..
その後、ゆるまった身体で、妻の指導のもとリハビリを受け、骨の構造的に正しい位置で、正しい動き方を繰り返す。
自分が思う、まっすぐな体勢も、正しい動きも、中心から異常にズレていたことに気づく。
人の体の構造上、正しい位置で、正しい歩き方を意識して歩くことを指導してもらいながら繰り返す。
すると、、脳が安心したのか、痛みを出さなくなってきた!
その動きを体が覚えてくると、痛みなく楽に歩けるようになってきた!!
痛みを無理やり抑えるのではなく、身体の構造上、正しく動けるようにする努力こそが根本的な改善につながることを改めて実感した。
無理をしてしまった分、完治まで時間はかかるかもしれませんが、
「あの怪我をきっかけに大きく進化したな」「怪我の功名だったな」と後から思えるよう、リハビリ、コアチューニングで身体を整えていきたいと思います!
旅のメンバーには迷惑かけました,, ごめん m(_ _)m
それからflamingoさん、ありがとう(^^)