あのポイントに波が立った早朝必ず顔を合わせていたHっち。

毎日海に入っていた頃とは違い、今は海のない場所に住み時々サーフィンを楽しむ。

遠方からロングドライブして年に2度の帰省。

偶然波が立ち、偶然レッスンがキャンセルになり、一緒にサーフィンできる時間ができた。

あのポイントには十分な波がなく諦めたが、サーフィン楽しめる程度のポイントでサーフィンはできた。

あの頃なら見向きもしなかった小さな波。

パワーがない、走らない、タルい、あの頃ならきっと文句を言って帰っていた波。

ゆっくり流れる時間の中で、自分のところに来た波だけを掴み、ゆるい斜面を登っては降りるを繰り返す。

あの技をしたい!もっとよい波に乗りたい!そんな欲求よりも波に乗れる喜びを感じながら、波に対して自然に自分の動きを合わせる。

時間をかけてたった数本の波に乗り、待っている家族のところに戻っていった。

「ほんま幸せな時間やった」

あの頃とは違う大人の楽しみ方。

今年3回目のサーフィンで、以前よりもおっさん(笑)的な動きで衰えの部分も見える。ただ以前よりもかっこいい感じがした。

またいつか時期がきたら身体戻してあのポイントでやろう!

その日を楽しみにしてます!!

お疲れさん!