これは30年前の僕の仕事。
宮崎シーガイヤという所で一般の方にボディボードを教える、という仕事をさせていただいていました。
そこでトータル”約5万人”の方にボディボードを教えさせていただきました。
その中で気づいた事、それが「脱力」することの大事さ。
同じ波、同じボードに乗っているのに、乗っていく人、取り残されていく人がいる。
うまく波に乗っていく人の多くは、笑っている人、楽しんでいる人、リラックスしている人。うまくいかない方の多くは、緊張している人、恐怖心がある人、力みがある人。
そこで見つけたテクニック!乗れない方には、笑わせるか、息を吐かせる(笑)
リラックスしてください!といわれてリラックスできないもので、シンプルに、ただ息を吐いてもらう。それでダメなら笑わせる。これで何万人もの人を波に乗せてきました。
その他にも教えるテクニックはありますが、いかにお客さんを脱力させるかが成功の鍵を握っていました。
ところが、自分自身に置き換えると、脱力の大事さを感じながら、ガチガチに力んでいました。
当時選手としてのピークを過ぎてプロサーファーになった僕は、試合に挑戦する喜びよりも、結果を出ささなくてはいけないプレッシャーを感じてました。
トレーニングジムに通い、走り、ボクササイズ、スケートボードでトレーニング、2、3ラウンドサーフィンする。マインドが力んでいる上に、オーバーワーク、体が緊張し、故障も多い。もちろん試合での結果も出ない。
脱力するためにヨガに通い、自分なりの呼吸法もストレッチもやっていましたが、マインドと身体のバランスが悪く、ほんとうの意味での「脱力」からはかけ離れていました。
あれから30年、50歳を過ぎた今、40代の時よりも格段に身体は元気で、30代の時よりもしなやかに動ける。
40代の時は60歳までサーフィン続けられたらラッキーかな、と思っていましたが、今は60歳はもちろん、80歳までサーフィンを続けられる気がしています。
ここ最近になってようやく脱力の意味が少しわかってきました。これまではわかったつもりで、実はほんとうの意味ではわかっていなかったように思います
僕なりの40年の努力や経験、気づきや成長から得た知識を明確化してくれたが、「コアチューニング」
これにより理想であった身体の使い方に近づき、身体は楽に動いているのに、力はしっかり発揮されている。53歳になった今サーフィンが更に楽しくなり、改めて呼吸と体を緩める大切さを感じています。
脱力=自然体=波との調和
より長く、より楽しくサーフィンをしていくために、世の中の多くのサーファーにコアチューニングをぜひ体感してほしいですね。
レッスンに通っていただいている生徒さんには、すでに多くの方に受けていただいていて成果が生まれています!
興味のある方、ご連絡ください。