先日、宮崎日向で行われたWSLウイメンズ WS3000

世界トップのエリートツアーに上がるための世界ツアー戦。

世界を目指す日本のレディスプロサーファーと世界各国からレディスプロサーファーが参加。今やレディスサーファーは以前と違い特に若いサーファーは男子と並ぶレベル。

そのレベルを同じ海の中で感じることができ、良い勉強になりました。

 

仕事柄気になるのは選手の技や凄さよりも、試合前の選手の波の乗り方や練習の仕方。

驚くのは当たり前のように1人の選手に対し1人コーチがついている。それが全ての選手ではないが、ひと昔前まではあまり見られなかった光景。フィギュアスケートのリンクに現れる選手とコーチのように、ビーチに現れ、言葉を交わし、海に入る。

映像を撮ってチェックして得点の出せるライディングの組み方を考える、試合に向けての対策や練習のプランを立ててシュミレーション、戦術、ポジショニング。

フィギュアスケートやテニスプレイヤーなどのメジャースポーツと同じようにサーフィンという競技にも1選手に1コーチがつく時代。

選手は「今何をすべきか」を知ることができ、選手はシンプルに試合に集中できる。

オーストラリアでは古くから選手を育てるシステムが確立されていて、ブラジルはそれを取り入れ多くのトップ選手が育ち、日本にもその流れは届き始めてきた。

 

根性、努力、気合い、昭和の時代によく耳にした言葉。これは絶対必要だと思いますが、これからはその内容と質が問われる時代になってきたのかもしれませんね。