標高3000mの山の上にいる方にサーフィンを教える。

25年前、僕は標高3000m以上の富士山の頂上で、はがきを買って手紙を出した。携帯電話のない時代だ。

たった25年の間に携帯電話が生まれ、進化したスマホが登場し、それを使ってそんな山の上でサーフィンを習える時代になった!そしてそんな山の上で決済しお金も支払える。

その当時恥ずかしながら山の上でお金がなくてお腹がすいて困り果て、見知らぬ方にカレーを食べさせてもらった(笑)。今ならもしかしたらPAYPAYとかで支払えて、あの恥ずかしい経験をせずにすんだのかもしれない。笑

そしてきっと25年後には今では想像もつかないやり方でサーフィンを学べる時代がきて、もしかしたら習うって何?というくらい簡単な方法でサーフィンができる時代になっているのかもしれない。

そんなはやいスピードで進化していく時代にギリギリのところでなんとかついていかねば!! 60歳、70歳の方がスマホでLINEやZOOMに挑戦しているのを見ると、そう思う。

こんな標高3000mの山の上から1ヶ月半後の下山を楽しみにサーフィンの練習をするというかなり情熱的なOさんのおかげで、僕自身貴重な経験ができました!

「1ヶ月半後のサーフィンをより楽しめるようにするために練習したい」というような方に向けて作ったのがオンラインレッスン。

海から離れている方、レッスンにここまでなかなか来れない方に向けて、陸上、日常でできるサーフトレーニングを提案していきます!

 

今回はじめてのビギナーの方に向けてのオンラインレッスンということで、より映像や図を使ってサーフィンを理解してもらい、どういう時に役立つ練習なのかを知った上での練習をしていただきました!

サーフィン始めたてのこの段階で、癖をつけない無駄のない動きを身につけることで、今後遠回りせずにステップアップしていけます。

細かく動きの修正を加えながら、正しいテイクオフ動作を練習!

見本の動画と比べ、どこが違うかを実際に見て前回のサーフィンで失敗した原因もわかった上で、テイクオフトレーニングを実践していただきました!!

一つ一つ作り上げながらハイレベルなテイクオフ動作までトライしてもらい、軽く最短でスタンドアップする動作に成功!!

あとは後日送る見本動画を見ながら練習すればきっと1ヶ月半後のサーフィンは違うものになるように思います!

屋根の低い山小屋の電気の囲いの角に、テイクオフするたびに頭がぶつかってしまうのがコントのようで僕の笑いのツボを捉えてしまいましたが(笑)きっと頭のたんこぶの数だけ、テイクオフのレベルが達人級に上っていくはずです!! 次回のレッスンが楽しみです!!


夏真っ盛りの暑〜い海から、雪が残る山の涼しそうな風景を見せてもらったことで、なんとなくガス抜きというか身体の空気交換をしたような清々しさを感じることができました!

ありがとうございました!山のお仕事がんばってください!!