僕は英語と日本語が一緒になった言葉や流行語など、なんとなく照れ臭い感じで耳に馴染むまで使えないタイプだ。

若い頃は新しい言葉や流行語に敏感で逆に使いたかったタイプだったように思うが、これも歳をとったということかもしれない(笑)

 

「課題に対してフォーカスしてください」

 

以前オーストラリアでコーチングを受けた時、通訳をしてくれた方から聞いた「フォーカスする」という言葉。

 

そのフォーカスするという言葉が、実にしっくりきて、僕の中で言葉と伝わり方がきれいに収まった。

課題に集中してください、そこに焦点を合わせて練習してください、と言われるよりも、より素早くその目的に焦点を合わせられた。

目というカメラのレンズに入ってくるさまざまな景色や物の中から一つのものにピントを合わせる。そのイメージが一瞬でできたのだ。

教えるという仕事をするときに、たった一つの言葉だけでイメージが湧いたり、早く理解できたりする。それをうまく使いよりスムーズに理解してもらうのが教える側の技術だと思う。

 

より早く見極めて、シンプルでわかりやすい伝え方でより早く理解してもらい、トライしてもらえる時間を効率よく作っていくのが、これまでもこれからも僕のトライすべきテーマ。

 

「フォーカスする」

一般的に使われてよく耳にできるようになり慣れてきたので、照れ臭がることなく使わせてもらってます(笑)