波チェックに行くと、サイズはまだある。ただ波はいい。レッスンを開催する場所を悩む。

波が小さいポイントに行ってレッスンをやるか、少し無理して良い波でレッスンをやるか。

上級者の技の練習なら間違いなく良い波のほうがいい。ただこれまでの経験上、良い波でのレッスンよりも、明らかに小さな波でのレッスンの方が、生徒さんの変化や上達が見られる場合が多い。

 

レッスンを受けたことがない方からすると、なんで? となると思う。

僕自身以前勉強のためオーストラリアでコーチングを受けた時、コーチにあえて波が小さく悪いところでやると言われ、なんで?と思った。

受ける側からすると、自分の実力を出したい。良いところを見せたい。

ただゴールが、今のある課題をクリアしたい、となると、意識的な練習を反復できる悪い波のほうが良い。そして冷静に落ち着いて練習できる小さな波のほうが良い。

 

レッスンを受けてもらった方の多くはこれを経験し、理解いただいている方が多いと思います。

良い波よりも小波のほうが、レッスン的に多くのことを得る経験をされているからです。

 

ベテランサーファーKさん。

この何気ない写真の中に、今回のレッスンで意識している課題が2〜3つある。冷静にその課題を意識し、ライディング入る。レッスン経験もサーフィン経験もあるさすがベテレンさんです。

もしこれが胸肩、もしくは頭サイズがあったとしたら、無意識の防御反応や、恐怖心や、マインドセットに意識が行き、きっとその課題は意識できていないはず。たとえ意識できたとしても、また沖に戻り次の波を掴むまで数十分かかる。

小波であれば、すぐにブレイクポイントに戻り、身体の消耗もなく、すぐに反復できる。

今回もポジショニングや目線、早いテイクオフをするためのテクニックなど、さらなる上達に繋がる基本動作の課題にトライし、かなり良い感じで課題を習得できましたね!

より大きな力を使わず、スムースに早くテイクオフをする。結果それが加速につながり技につながる!

また次回が楽しみです!

今回一番大きな収穫を得た中学生Tくん。若くてやればやるほど上達する時期。

ただどうしても背中側の筋肉を使ってパドルできない。思うようなパドルスピードが得られない中でのサーフィンは、走るのが遅い中でのサッカーのようなもの。

この時期圧倒的にはやいパドルさえできれば、良いタイミングのテイクオフが増え効率的に、上達のスピードが全く変わる。

陸上で背中を使えるようトレーニングし海で実践! これまで使えていなかった背中側の筋肉が動き出し、スピードが明らかに変わった。

パドルフォームも初心者から上級者に変わったくらいかっこよくなった!そしてそのスピードが出たことでこの小さな波で上手くテイクオフできた!!

これからまた大きく上達してきそうですね!!

   

昨日初めてレッスンを受けてくれたTくん。 今日 が2回目のレッスン。

1日目は、 アドバイスに対し、意識してサーフィンすることすら難しかった。

2日目は、 意識的なサーフィン慣れ、アドバイスに対しての反応スピードや、意識的に動きにトライする ことができるようになり、昨日よりも習得のスピードが上がった!

昨日よりも、小さな波で、大きな結果が生まれました!!

この短いボードでも、安定してテイクオフできる形が出来上がってきましたね!!

まだサーフィン 楽しさが 広がってきそうです!次回 また楽しみになってきます!

 

 

コンテストを目指すMちゃん。

上達 を妨げている原因が、力みだったりする場合が多い。 上達したい気持ちが力みを生み、意識的にも肉体出来にも硬くなり思うような結果が出せない。僕自身の選手時代ほぼほぼその悩みとの戦いだったような気がします。

なのでその境遇の方の改善方法、脱出方法は普通の方良いも多く持っていると思っています。

午前コアチューニング教室で、呼吸、脱力の感覚を得て、それを海での自分の動きにリンクさせる。

いくら体が緩んだとしても、波を目の前にするとまた力んでしまう。その中で失敗を繰り返しながら反復。

力が抜けてくると、パドルフォームや波への合わせの課題を冷静にこなせるようになった!

これまで乗れなかった小波でこれまでよりも早くテイクオフできた!

良いきっかけを掴めましたね! 大きな変化の予感がします!!

昨年初めてレッスンを受けてくれて、 1年ぶり2回目、関東から参加のMさん。

他のスポーツ、トレーニングも やっていて、軸とバランスが素晴らしいです。

その身体能力をサーフィンにリンクしていきたい。前半失敗がありましたが、テイクオフ動作を改善し安定!!

その後パドルも入れて自分で波に乗る練習にもトライ!

テイクオフするタイミングも自分で感じてトライできてきました!

明日はコアチューニング教室後のレッスン! 今回さらに上達して帰ってもらえるようまた一緒に練習していきましょう!

 

みなさん良い成果が生まれてよかったです!お疲れ様でした!